たけた夢かぼす生産出荷協議会

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 たけた夢かぼす生産出荷協議会は、九州本土中央、大分県竹田市の「たけた夢かぼす」の生産出荷協議会です。

 たけた夢かぼす生産出荷協議会では、大分県の特産品として有名な「カボス」の生産と販売を行っています。

 このホームページは、黄色く熟した「竹田ゴールデンカボス」と、カボスのレシピ、カボスにまつわる様々なニュースや情報を配信して、より身近な食材として「竹田ゴールデンカボス」を知って頂く事を目的としています。

たけた夢かぼす生産出荷協議会

住所:大分県竹田市
ご連絡は公式Facebookのメッセージから。

たけた夢かぼす生産出荷協議会

竹田市の地図

 

カボスについて

伝えたいこの香り、伝えたいこの風景
 カボスは大分県の特産物であり、花が咲く初夏から果実が実る初秋にかけて、さわやかな香りが漂う。県内の生産の中心となっている臼杵市と竹田市はともに城下町として栄え、現在もその件まいを残し、歴史と文化の息づいた町である。カボスの利用は300年以上の歴史があり、今でも愛用されている。
-環境省-かおり風景100選より

 竹田市(大分県)の食卓に欠かせない食材カボス。
 様々な料理の酸味や香り付けに使用され、古い家には必ずと言って良いほどカボスの木が植えられて、大切にされていました。昨今ではおんせん県おおいたとして有名な大分県ですが、カボスも大分県を象徴する農産物の1つとして知られています。

カボスとは

竹田ゴールデンカボスの説明はこちら

学名 Citrus sphaerocarpa Hort. ex Tanaka
英名 Kabosu
地方名 香橙、かぼすゆ、本かぼす
 かぼすは、ミカン科カンキツ(ミカン)属の常緑果樹で、柑橘類の中でも古い形質を残しています。
 生態的特徴や遺伝分析の結果からユズがカボスの成立に関与しているとされ、ユズやスダチと共に、柑橘類の中で最も耐寒性が強いと言われています。

 名前の由来は、ダイダイ(橙)の古名のカブスから転訛(てんか)転訛した、または、昔カボスの果実を乾燥させ、囲炉裏にくべて蚊を燻(いぶ)していたので、蚊いぶし・蚊ぶす」と転訛したとも言われています。

大分県竹田市のカボス

 カボスはユズなどとともに大陸から伝わったとも言われていますが、様々な柑橘類が伝わった後に、日本の環境の中で独自に生まれた可能性もあると言われています。
 大分県の臼杵市には、樹齢200年にもなると言われる古木があり、他の県にはこのように長い樹齢の枯木が無いので、大分県が原産の柑橘類かもしれません。
 カボスの栽培は、江戸時代に竹田市一帯を治めた、荒城の月や日本さくら名所100選で有名な岡城を有する「岡藩」が、風邪薬や生魚の鮮度の維持、防腐用に使う果実として、また、換金する物産として奨励したのが始まりと伝わっています。
 竹田市では、昭和30年頃から本格的に栽培推進を行いました。そして、昭和40年頃から大分県も栽培を奨励することになり、現在では竹田市と臼杵市が主要な生産地となっています。